2006年11月23日木曜日

2006.11.23 指で四角く風景をとらえて 曽爾高原

一歩足を踏み入れる
程よい長さに刈り上げられた
黄金色の高原がある


しばらく立ち止まり
首が痛くなるほどの
パノラマに見入ってしまう
そして
指で四角く風景をとらえてみると
どの角度も描きたくなるほどの
胸の高鳴りを感じてしまう
フェンダー越しに
山の稜線と空色の青を見ていると
偶然、白線を流す747が
フレームに飛び込んできた
そんな風に橋じいとふたりで
風と格闘しながら感動激写してる間に
他のジイやノン姫は既に
高見の見物を決め込んでいた
おまたせ。アソコの
少しひらけた処でお昼にしましょう
ふたりが合流してしばしまったり
キャプテンスタッグのコンロでお湯が沸く間
そこから裏手の山々の情景を楽しんだ

ここ大和はどこからも山の存在を感じる
それはまるで母の胸に抱かれた
乳飲み子のように生活するということ
そんな幸せな時を今日も過ごした
帰り際入り口のさっきのおばちゃんに
声をかけた
ホンマ今日はいっぱいで笑いが止まらんやろ 
すかさず返された
うちらはなんもかわらんよ
そう 彼女は雇われてるだけ
彼女にとっては
ただ忙しいだけの週末なのだから
(指で四角く風景をとらえて@曽爾高原) ♯8

2006年11月18日土曜日

2006.11.18 山の稜線と青色の空 曽爾高原

「オハヨウ」「コンチワ」
山では  初めて会った人たちが
家族や親しい友達のように
声をかけあう。そう
どの言葉も優しさに満ちている。


「モウ少しやで」「ヨウ頑張ったなぁ」
今日はどれだけの出会いが待っているだろうか。
「アリガトオ」「お先に」「ほなぁサイナラ]
だれもが ほほ笑み(そして)自然に孵(かえ)るひととき。
それから
しばらくゆるやかなカーブを登りつめて
程よい空き地に  それぞれの車をよせた。
-しっかり整備された公道は(キレイ)だけど、
人にも山にもやさしくないよね。


-便利に登りやすくなる代わりに、
マナーの解らない人もゴミも多くなるのだからね。 
キコキコと足首がきしみだす、
地道では感じないこの足の違和感。
ごまかしながら、
ボヤキながらひたすら歩くジイたち。
最後の通りを左へ直角に曲がると
連なった先っぽの車を駐車場に
手際よく誘導する元気なおばちゃんがいた。
-キビキビしてるね。
今日は、沢山だから、ヤリガイあるよね。


そして、
登山口のカンバン前で
みんな揃って、ハイ(パチり!)。
カメラは、お手のものの橋じいと
動画に情熱を燃やすじいじ。
その後の(くらぶの思い出)作りは、
橋じいの手腕によるものだ。
頂くばかりで(ありがとう)しか言えないけど、
山@くらぶのアルバム大賞と、
たった一人の皆勤賞は、
皆んな納得の一番星、橋じいにきまりなのだ。


(また、、クシャミしてるかな)  
そして 細いススキの階段を上がると
想像以上の情景が待っていた.
(山の稜線と空色の青@曽爾高原)♯7

2006年11月14日火曜日

2006.11.14 残雪期の奥穂高 岡じいの山日記

陽光が眩しい。
雪解け水を集めた梓川が青くきらめいている。
上高地のケショウヤナギの初々しい緑が目に入る。
久し振りに来た上高地より 徳沢 横尾経由にて
涸沢へ入り 奥穂高へのルート。
何年振りかで見る穂高連峰の峰々
いつ来てもやさしく、又は厳しく迎えてくれる。
横尾谷に入りいつもどおり本谷橋でひと休みして
 橋から見上げる屏風岩
40年程前に登った事を思い出すと同時に
その時のザイルパートナーも先日亡くなり
色々な思い出が頭をよぎる一刻です。

しかし(やっぱり来てよかった)と心から思う。
本谷橋を過ぎ深い堅い雪に覆われているルートを、
涸沢めざし(あえぎ、あえぎ)登る事2時間余り 
やっと、 個沢ヒユッテの尾根。
そこからが非常に長く感じる行程である。

真っ白な涸沢カールはまるで
アイスクリームをスプーンですくい取った跡みたい。
今日は涸沢ヒュッテにて泊まる。 
翌朝5時、個沢ヒュッテを出発。 
あたりはまだほの暗い、空は紺碧の青さである。
西には半月の月が残っている。 
最初からアイゼンを着け、真っ直ぐ上を目指す。
何もかも雪に埋まっているので、
穂高岳山荘までほぼ一直線の(直登)である。
(静かだ)すべての音が雪に吸い込まれているみたいだ。
ピッケルを突く音、
左足、右足、ピッケルを抜く音と単調な登りである。
ザイテングラードが右に見えると、傾斜が急になり、
アイゼンの爪をきかせながら雪面を蹴り込んで登る事2時間、
やっとの思いで穂高岳山荘に到着。
少し休憩を取り、奥穂の山頂へ。
出だしのハシゴには、雪がついておらず夏山ルートを登る。
その後、正面の雪の壁を登る事になる。
まだまだ雪堅くピッケルも刺さらない、
アイゼンを深く蹴り込み一歩一歩確実に登る。
その難所を過ぎ、岩場に出た所で一本を立てる。
ふたつ目の雪壁を越えると視界には、槍ヶ岳、壮六岳をはじめ、
残雪の峰々が広がってくる。
周囲が白いだけに黒く浮き上がる。
ジャンダルムが
非常な迫力で目の前に聳(そび)える。
Am11ついに(山頂)に到着する。
 眼下には梓川河原を望み
その先に上高地や大正池まではっきりと観える。
上空は、あくまでも青く、最高の天気である。
下山の時間が気にかかって、即、下りる事に。
下山には浮石を踏まない様に、
登るよりも気をつかいながら穂高岳山荘へ。
しばし休憩後、一気にグリセードにて涸沢まで。
まわりを見れば涸沢、槍、北穂高、前穂高と
最高の気分にて横尾まで下がる。

横尾山荘にて今日は泊まる事にして、
明朝、上高地より沢渡までバス、沢渡より愛車にて自宅まで。
楽しい山行きであったことをお伝えしたく、ペンをとりました。 (Oジイ)
残雪期の奥穂高岳@岡じいの絵日記 ♯6

2006年11月11日土曜日

2006.11.11 風と草原の織りなす情景 曽爾高原

気持ちいい風だった。

右手のカメラの収まりがつかず
吹き飛ばされそうになりながらも
ただ夢中で風と草原の織りなす情景を
焼き付けようとしていた。
そう 今雲がゆるりと
ススキの揺らめきに折り重なるようにして
 通り過ぎたところだった。
10月のとある日
姫とじいたちは新鮮な気持ちを
抑えきれずにいた
待ち合わせもいつもより
一時間も早めに集まることにした
サンプラでお決まりの
おむすびとカップヌードルを買い込んで
いざ番外編へレッツラゴー!気分は遠足だった。 
じいたちは水越峠をちょいと跨ぎ
葛城山を背にしながら京奈和バイパスに乗った
それから近鉄八木駅でじい二人と合流してナビゲーターに
なってもらい更に車を東に走らせた
大台ヶ原以来二度目のぷち遠征になった
やがて一時間も経つと静かな田園風景が広がった
そしてトンネルを抜けるとはじめの岩山が見えてきた
先頭の橋じいがおもむろに車を側道に停めた
イイデスナア
ホンマナントモイエマセンナア
 連なるようにbBを寄せた
 で~ん!と
894mの鎧岳があたかも門番のように
ようこそ よろしくな
とでも言いたげな風格を漂わせていた。
岩山と青い空と漂う雲
みごとなコントラストだった
200m×1.5Kの壁の屏風岩と920mの兜岳
その右手の撮りたくなる鎧岳と奥の小太郎岩
連なる曽爾の山々が更なる期待を抱かせていた
山道に入ると亀の湯辺りからにわかに混みだしてきた
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風と草原の織りなす情景@曽爾高原 ♯5